とくしま生協は、伊藤忠エネクス株式会社（以下「伊藤忠エネクス」）、株式会社ハートフルコープとくしま（以下「ハートフルコープとくしま」）、川瀬産業株式会社（以下「川瀬産業」）の三者と、再生可能資源のリサイクル関連事業を推進するため、廃プラスチック再資源化の取り組みを開始いたします。

本取り組みは、循環型社会の形成を目的として、伊藤忠エネクスがクローズドリサイクル^※１の全体スキーム構築を担当、とくしま生協の店舗及び物流センターで発生する各種使用済みプラスチック製品を回収し、ハートフルコープとくしま工場にて洗浄・分別し、リサイクル可能となった原料を川瀬産業の再生プラスチック製品技術を活用して再製品化し、とくしま生協の店舗や物流センターで使う消耗品の代替品として有効利用するものです。とくしま生協の組合員の皆さまとともに行う資源循環活動となります。

また、本リサイクル製品は、プラスチックリサイクル原料100％で製造可能で、使用後に再びリサイクル原料として再資源化することが可能であるという特長があります。

この度、とくしま生協の店舗及び物流センターで発生する折りたたみコンテナ、プラスチックケース、プラスチックパレットを回収、ハートフルコープとくしまにて洗浄・分別し、リサイクルタイヤストッパーとして再製品化、再び、とくしま生協の個人宅配車両で使用するという循環を構築いたしました。

とくしま生協では、今後もリサイクル関連事業を推進し、持続可能な循環型社会の実現を目指します。

※１　クローズドリサイクル：

素材として再利用するリサイクルで、不純物除去をすることにより、成分毎の厳密な選別管理をしなくても、同じ素材にリセットして無限に循環利用されるリサイクルのことです。新たに投入される天然資源消費量の削減、さらに環境負荷物質排出量の低減、廃棄物の削減が図られることから、持続可能性（サステナビリティー）の点で優れています。

＜ご参考：全体スキーム図＞