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新年のご挨拶

生活協同組合とくしま生協 理事長 大久保 秀幸

「地域とのつながり」を大切に、くらしに役立つ事業や活動を前進させる年に!

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、「新型コロナウィルス」の5類移行から1年が経ち、組合員さんをはじめ、消費者のみなさんはコロナ禍以前のような暮らしに少しずつ戻り、多くの人の流れもできるなど以前の暮らしに近づいた年だったのではないでしょうか?

そのような中で、創立から40年を 迎えることができ、40年間支えていただいた役職員や商品を供給していただいているお取引先のみなさん、そして何といってもご利用いただいている組合員のみなさんへ感謝の気持ちを込めて、「40周年記念式典」や「とくしま生協フェスティバル」などを開催させていただきました。その際には、感謝やありがとうの声を本当にたくさんいただきました。

「くらし」においては原油・原料価格の高騰や様々な商品価格の値上げ は続いており、今年も物価高による影響は、さらに増していくことが考えられます。そして、そのことは節約志向をさらに強めていくことにつながるのではないかと考えています。

また、平和に目を向けると、ロシアのウクライナへの軍事侵攻やイスラエルのパレスチナ・ガザ地区への武力行為も未だに続いており先が見えない状況となっています。そのような中で、昨年10月11日に日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。核の唯一の被爆国である日本の団体が選ばれたことは平和な世界を目指して活動を行ってきた生協にとっても大変意味のあることだと思います。そして、2025年は被爆から80年の節目の年であり、あらためて核のない平和な世界を目指して全国の生協と力を合わせて活動をすすめていきたいと思います。

さて、今年の干支は乙巳(きのとみ) です。乙巳の年は、多くの人にとって成長と結実の時期となる可能性が高く、「乙」は未だ発展途上の状態を表し「巳」は植物が最大限まで成長した状態を意味し、この組み合わせはこれまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆していると言われています。そのため、2025年は辛抱さが試される年にもなり、すぐに結果が出なくても焦らず粘り強く取り組む姿勢が重要であり、自分のペースを保ちながら着実に前進することで、最終的には望む結果に近づくことができるとのことです。

2025年は次の10年に向けた新たなスタ—卜の年です。創立から大切にしてきたことを、焦らず確実に粘り強く前進させていく年にしていきたいと思います。そのために、役職員一同みんなで力を合わせて全力で頑張っていきますので、よろしくお願いします。

本年も、今まで同様、組合員のみなさんにご支援をお願い申し上げるとともに、みなさんのご多幸を祈念申し上げ、 年頭のご挨拶とさせていただきます。

お問い合わせ:とくしま生協企画部
088-698-0505